松武秀樹のデジタル・ミュージックの世界
-- アナログ・サウンド・メーキングに学ぶ --
平成11年7月30日より東京ビックサイトで開催されたデジタルミュー
ジックフェア
MIDI WORLD'99会場にて行われた、(社)音楽電子事業協会ソフトウエア委員
会マーケティング部会主催のセミナーのレポートです。
◆ 松武秀樹のデジタル・ミュージックの世界
-- アナログ・サウンド・メーキングに学ぶ --
- 日時:7月30日(金)1:00-2:30
- 主催:(社)音楽電子事業協会ソフトウエア委員会マーケティング部会
- 司会進行:小田聖之(ソフトウエア委員会委員長)
- 講師:松武秀樹(日
本シンセサイザープログラマ協会副会長)
ピアノならピアノの持つ音色、フルートならその音色と、各々の楽器にはその特有な
音色がある。でもこのシンセサイザーという楽器は実にたくさんの種類の音色があり
、特に現存しない楽器を創れる機能を備えた楽器ということが、従来の楽器との大き
な違いといえるでしょう。
すばらしい音楽を創るということは、とてつもなく根気のいる大変な仕事で、これは
どの楽器を使っても同じことだから、シンセサイザーを使ったからといって、音楽が
容易にできる訳ではありません。しかしひとつの特長は、シンセサイザーを使うこと
によって、作曲家は大きな表現力を自分のものにできるのです。
ほぼ満員の52名の参加があり、先生自前のアナログシンセを持参されて、サウ
ンド・メーキングの基本であるアナログシンセの解説から、デモ演奏
を通して、デジタルシンセの新しい活用法を探るといった内容のお話でした。
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