MIDI制作編集の実技技能を認定する
第1回MIDI検定2級試験
社団法人 音楽電子事業協会、日本シンセサイザープログラマー協会が実施するMIDI認定制度
−コンピュータミュージックの共通ライセンス−
「MIDI」の管理・推進は(社)音楽電子事業協会が一元的に行っています。
「MIDI」は(社)音楽楽電子事業協会の登録商標です
- 「MIDI検定試験の目的」
発展を続けるマルチメディア社会の中で、文字や映像などと並び、重要な要素の一つに音/音楽があげられ
ます。そしてマルチメディアの音/音楽の中で中心的な役割を果たしているのが、いわゆるMIDI規格です。MIDI規格は、電子楽器の制御プロトコルとしての活用はもとより、電子音楽のソフトウェア、コンピュータネットワークでやりとりされる音楽データや、通信カラオケの送信データにいたるまで、電子音楽の事実上の標準規格となっています。この様な状況のなか、MIDIを使った音楽制作の現場では、MIDIに関する知識を持ち、データの制作・編集・監修ができる人材が求められているのが現状です。
2級検定試験では、この様な音楽製作現場で即戦力として活躍できる人材の育成と認定を行なうものです。認定試験のレベルは高度な基準が求められますが、企業職場に音楽制作のプロとして推薦できる人材の認定と云えます。
- 「MIDI検定・2級試験の実施要綱」
- 受験資格 「MIDI検定3級」合格者 MIDIライセンス3級保持者
- 試験概要 MIDI活用に必要な実務レベルの知識、技能を1次筆記と2次実技により審査
1次 「筆記試験」100問 80問正解にて合格 1次合格者に2次試験受験資格
2次 「実技試験」MIDIデータ入力および編集技能の実技試験
機材設定 課題項目制作(ノート情報、コントロール情報の入力修正)
- 受験料 1次試験 4,000円 2次試験 10,000円
- 内容
- 「設定」(セッテイング)機材接続と環境設定
インタフェース、ソフトウエア、セットアップ
- 「規格」(フオーマット)ハードウエア規格 SMF(Format0.1) GM(Level2)SMFL
- 「音色」(シンセシス) シンセサイザ概論 音色知識 音源知識
- 「表現」(コントロール)楽譜情報 ノート情報 コントロール情報 演奏表現
- 「効果」(エフェクト) 音響効果とエフェクター リバーブ ディレイ コーラス
- 「同期」(シンク) シーケンサ外部同期 MTC SMPTE MMC
- 「応用」(マルチメデイア)ソフトシンセ インターネット Audioファイルの活用、応用
- 告知 当AMEIホームページにて (3月中旬)
会員誌「Club.mid」(3級合格者のための会報誌・情報交換誌)
検定協力校にてチラシ及び「Club.mid」配布
主要専門誌にて
- 日時及び場所
- 1次試験
平成12年5月28日(日) 午後1時30分〜3時(90分)全国一斉 全国MIDI検定協力校 (1次試験合格者の2次試験受験資格は2年間有効)
- 1次合格発表
平成12年6月15日(木)
当AMEIホームページ及び協力校、本人へ合格不合格通知を郵送
- 2次試験
2次実技試験の詳細はこちらをご覧下さい
平成12年7月 (試験時間 120分) 東京、大阪、名古屋 7会場
- 2次合格発表
平成12年8月31日(木)当ホームページにて発表。個人宛て合格通知と「MIDI検定2級ライセンスカード」を9月上旬発送。
- 2次試験の会場選択及び使用機材
日時・会場・機材を申し込み時に指定。
- 応募受付期間及び方法
- 応募期間 「1次試験」平成12年4月3日〜4月28日(消印有効)
「2次試験」平成12年6月16日〜6月30日(消印有効)
- 応募方法
「1次試験」 「Club.mid」綴込み「専用応募用紙(郵便振込)にて受験料1次分
\4,000を振込む」 又はMIDI検定協力校の窓口にて「専用応募用紙と受験料を提出」
「2次試験」 「1次試験合格通知書」に2次試験受験申込案内を同封「専用応募用紙(郵便振込)にて受
験料 2次分 \10,000 を振込む」
- 「MIDI検定試験2級公式ガイドブック」
- 発売時期 3月24日
- 著作&編集 日本シンセサイザープログラマー協会
- 発売元 社団法人 音楽電子事業協会
- 内容 B5版285頁 2級検定試験内容に準拠(第1章設定〜第7章応用)
- 価格 \3,800 + 消費税(\190)
- 購入方法 検定協力校 または 全国有名楽器店にて
又はお申込みのページをご覧下さい。
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